Illustrator初心者向け 処方薬検索サイト「おくすり検索」バナー制作要項


表題の通り、Illustrator初心者向け制作に関するエントリーです。

完成見本はこのようになります。※原寸です。

所要時間は授業時で1時間半、手順をマスターした場合は約20分で制作可能になっています。

使用ソフトはIllustratorのみ、作例はcs5で作成していますがcs6でも問題なく進められます。
使用するツールも以下のものに限定しています。
・ブレンドツール
・パスのオフセットツール
・描画モード
・グラデーション
・パスファインダー

フォントはwindows版Officeに標準で入っている【HG丸ゴシックM-PRO】を使用します。

以下制作手順です。
なるだけ分かりやすくするため画像を多く使っています。
クリックすると 画像が大きくなります。
戻る際はブラウザの戻るボタンで戻ってください。 

 ●ではまず薬のカプセルの制作からスタートしましょう。

1.アートボードは400×180(px)、RGBカラーで作ります。

2.オブジェクトのアウトライン化

3.オブジェクトの同位置コピー&ペースト(ショートカットはCtrl+C、Ctrl+F)

4. 複製したオブジェクトの変形(拡大・縮小)1

5. 複製したオブジェクトの変形(拡大・縮小)2

6. カプセルを構成するパーツの複製と配置

 

7. パスファインダ(分割)の前準備として直線ツールでラインを縦に引く

8. パスファインダの実行とパーツの色分け

9.①と②のパーツのブレンド

10. 描画モード(スクリーン)でカプセルの光沢を出す

11.描画モードを比較(暗)にして立体感を出す

12. カプセルを複製して片方の色を変える

13.カプセルをそれぞれグループ化する

●これでカプセルは完成です。最後のレイアウトまで隅に移動させておきます。
これ以降各パーツはレイヤーで分けておくと後の作業が楽になります。
このカプセルは最初からあるレイヤーに格納されているはずです。
レイヤー名を【カプセル】に変えておきましょう。

次は文字の入力とデコレーションを行います。 
【文字レイヤー】を作成し作業を進めていきます。 

14. 文字の入力

15.【おくすり】の文字をアウトライン化して着色

16.アウトライン化した文字にパスのオフセットをかける

17. オフセットをかけた部分をグループ化する

グループ化しますと、オフセットをかける前の元々の部分とレイヤーの順番が混ざってしまいます。
ピンクで着色した元々の文字よりも下にくりようにレイヤーの順番を入れ替えてください。

18.オフセット部分の複製(コピー&背面ペースト)を行い、ピンクに着色しなおして位置をずらす

オフセット部分を複製すると複製前と同じ色になります。
これを元々の文字と同じ色であるピンクにするのですが、まったく同じ色を適用する場合は
スポイトツールが便利です。
ます、色を変えたいオブジェクト(この場合は複製したオフセット部分)を
選んで(背面ペーストした直後なのですでに選ばれています)スポイトツールに持ち替え、
元々の文字のピンク色の部分をクリック、これで複製したオフセット部分の色が変わりました。

しかし 背面ペーストしたオフセット部分は複製元であるオフセット部分の下にありますので
そのままの位置では色が変わった感じがしません。
落ち着いて斜め下にずらしてちゃんと色が変わってることを確認してください。

●これで文字のデコレーションは終了です。
次に虫メガネの作成に進んでいきます。
【虫メガネレイヤー】を作成して作業を進めていきます。 

19.正円の作成(Shiftキーを押しながら左斜め上から右斜め下にドラッグ)

20. 円の複製

21. 二つの円をパスファイダで分割

22. 円に対してグラデーションを与える

23. 分割したパーツからいらない部分を削除

24. 長方形ツールで虫メガネの柄の部分になるパーツを作成

25. 長方形の複製と着色

26. 整列ツールで二つの長方形を合わせ描画モード(乗算)を加える

27. 先に作った虫メガネのレンズ部分と柄の部分の位置を合わせグループ化

●これで虫メガネの作成は終了です。
 スキルに応じてレンズのガラスの反射などを入れると一層リアルに仕上がるでしょう。

28.レイアウト

背景や文字の下に色をつけたり、お好みで各パーツにドロップシャドウを加えて立体的にしましょう。
作例では取り扱う対象(お薬)とそれを見るであろうターゲット(主婦や年配の方)を考慮して
全体的にやわらかい感じの色使いにしています。
その時々のクライアントやターゲットによって配色やレイアウトを変えてみてください。

29.Web用に保存する

Adobe Illustrator cs5では「Webおよびデバイス用に保存」
同cs6では「Web用に保存」になっていますが、基本的には同じと思っていただいて結構です。
※一部形式での書き出しが削除されています。
今回はもっとも一般的なjpegで保存していますが、デバイス(PC、携帯電話)の種類などによっては
別の形式が良い場合もあります。

なお、Web用に保存した場合、アートボードからはみ出たオブジェクトは書き出しの対象にはなりません。
作例にもありますとおり、虫メガネのオブジェクトはアートボードからはみ出た部分が切られた状態で書き出しされています。
「完成形には不要なんだけど消さないで取っておきたい」 、そのようなオブジェクトは
アートボードの外側に置いておくと良いでしょう。

以上でチュートリアルを終了します。